厚生労働省の新医師診療研修制度の研修理念に則り、総合的な診療能力を育成するプログラムである。医師としての人格のかん養を主体とし、横須賀・三浦地区の基幹病院における豊富な症例による研修で、基本的な診療能力を身につける研修を行う。
また、地域医療振興協会の運営する多彩な施設群を研修施設とし、へき地医療に対する理解を深めるため、3か月の「地域保健・医療」研修を行う。
当院は以下のような特徴がある。
このプログラムには以下のような特徴がある。
このプログラムでは目標として2つのアウトカムを設定する。
①新医師臨床研修の到達目標(厚生労働省)
②研修医の個別研修目標
初期研修修了認定時には、これらのアウトカムが達成されていなければならない。そのため、ローテート単位で研修終了時にこれらのアウトカムが到達されているかどうか、指導医および研修センターが評価する。
厚生労働省の新医師臨床研修制度の研修理念、到達目標の達成を目標とする。
ローテート研修目標(learning contract)
各ローテート開始時に個別に研修医がローテート研修目標を設定する。
4月上旬に実施する。
研修医のための各科専門医による講習会を毎週開催する。また、臨床研究を行うための講演会も開催する。
月1回開催。
救急部や外来などで経験した症例について検討を行い、診断プロセスやプレゼンテーションについて学ぶ。週1回開催。
地域保健・医療研修終了後に研修報告会を行い、地域医療についての情報共有とグループ討論を行う。随時開催。
年数回の研修会を行う。
研修医が自主的にテーマを選択して勉強会を行う。
臨床研修センターに、診療科の枠をこえたメンター制度を導入。研修医の研修進行状況、ストレスや健康状態を把握し、相談相手の役割を果たす窓口を配置した。
研修管理委員会では、各ローテート科から研修医の研修状況について報告。研修上の問題が生じた場合は、委員会で対策を協議する。
厚生労働省の修了基準に従い、以下の項目について評価を行う。
公益社団法人 地域医療振興協会 シニア・プログラム「地域医療のススメ」
地域医療を専門とする医師は、公益社団法人 地域医療振興協会シニアプログラム(3年間)に進むことができる。地域ニーズに応え、地域住民に信頼される保健・医療・福祉サービスを提供するために、求められる役割に応じて協調、変容でき、あらゆる問題に対応できる能力を楽しく身に付けることを目標とするプログラムである。地域医療研修センターが研修のサポートを行いながら、全国の多彩な協会内施設を利用して、地域医療を専門とする医師の養成を行っている。日本家庭医療学会仮認定プログラム。日本プライマリ・ケア学会認定医、日本内科学会認定医が取得可能。
また、将来には当院に常勤医として勤務も可能。
定期的に研修管理委員会を開催し、臨床研修が円滑に行われるよう研修実施上の問題点について論議する。また前年度及びその年度の研修の評価を行い、それに基づいてその年度の研修プログラムを協議・計画し、必要に応じ修正を行う。
委員会では研修医のオリエンテーション・配置・評価・修了認定など臨床研修に関する事項につき協議し決定する。
決定事項は各科の指導医、研修医にも伝達される。また、そのプログラムの内容は公表され、研修希望者に配布される。
神尾 学
病院機能に関する第三者評価については財団法人日本医療機能評価機構の認定を受けている。
常勤の研修医として、横須賀市立うわまち病院の就業規程を適用し、それに応じた処遇とする。
年額:1年次 4,918,000円、2年次 6,143,000円
夜勤手当:有(10,000円/回)
原則として8:30~17:00
時間外勤務:有
有給休暇(1年次10日、2年次11日)
夏期休暇、年末年始、慶弔休暇
シフト制による
宿舎:有
住宅手当(月27,000円)
公的医療保険(社会保険庁 政府管掌)
公的年金保険(厚生年金保険)
労働者災害補償保険法の適用:有
国家・地方公務員災害補償法の適用:無
雇用保険:有
健康診断:年2回
病院において加入 個人においても要加入
学会、研究会等への参加:可
交通費支給